28年度ものづくり補助金の補助事業者の採択一覧です

先週金曜、29年3月17日の夕方に、平成28年度補正予算「革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金」の補助事業者一覧(採択一覧)が公表されましたね。
http://www.chuokai.or.jp/hotinfo/28mh_saitaku_2017march_zenchu.pdf
全国で15,547件の応募に対し、採択は6,157件。全国の採択率は39%という事で、前回よりはちょっと高かったようですが、まあまあ例年通りでしょう。当社では6件応募して3件採択という事で採択率50%。これまでの実績と比べると良くはないですね。不採択のコメントを確認しましたが、「うーん、惜しかった・・・」という感触です。
まあ結果は結果で運もあるので仕方ないとして、重要な事を今から3つ言いますね。
重要な事1つ目:二次公募があるかもしれない
前回(28年)実施分では、28年6月6日に採択結果が出ました。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2016/160606mono.htm
そして、その時点では「二次公募は行わない」と言われていました。
ところが28年7月8日になると、いきなり「二次公募やります」と言い出しました。
http://www.chuokai.or.jp/josei/27mh/27mh_koubo-2nd.html
といっても、「全国で100社程度しか採択しない」と超せまき門となり、結果的に採択率8.37%となりました。(当社でも、一次公募で不採択→二次公募で採択という会社が1社ありました)
で、今回も現時点(平成29年3月21日)では、「二次公募は行わない」と言われています。が、1ヶ月後に「二次公募やります」となるかもしれませんので、どうしても諦めきれない方、機械の発注を少し遅らせても大丈夫な御社は、機械の発注を少し待ってもいいかもしれません。
ただ、二次公募やるかどうかは僕もわかりませんので、そこは自己責任でお願い致します。あくまで、ある「かも」情報です。
重要な事2つ目:経営力向上計画と固定資産税の減免
今回のものづくり申請にあたって、経営力向上計画も同時、もしくは前もって出している企業は多いと思います。で、機械を実際に購入する時にメーカーに問い合わせて「工業会の証明書」を出してもらうと、購入設備の固定資産税減免措置が受けられます。
この場合、流れとしては、
・メーカーから工業会証明書を取得する
・その原本と「向上計画 変更届」を合わせて役所に提出する
が必要です。これをやらないと、固定資産税の減免はありませんのでお忘れなく。
重要な事3つ目:説明会への出席
来週以降、全国各地で採択事業者だけを集めた説明会が行われます。兵庫県は3/28、他県は分かりませんが。これ、会社から必ず1名は出席してください。たぶんメールでは「できれば3名」とありますが、「最低でも1名」は参加必須です。説明会の内容ははっきり言ってそれほど大した内容ではありませんが、出席する事が重要。
「担当と会って名刺交換をしないと補助金はもらえないくらい」に考えてください。まあ、1,000万円以上の大金がもらえるわけですから、1日時間を割くくらいどうって事はないでしょう。必ず出席を。
今日は以上です。
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