当事務所でも原本確認をする事にしました

2019年12月17日

労務に関する記事も書こうと思いながら、なんだかんだで助成金と補助金の記事しか書けていない泉ですw

今日は、助成金の事で悲しいお知らせがあります。

つい先日、なんと僕のお客さんが、助成金の支給申請をする中で【 書類の改ざん 】をしてしまいました。

その事が労働局に見つかって、事業主は労働局から呼び出しをくらって、昨日、事情聴取をされました

当然ぼくは改ざんについて何も知りませんでしたし(かつ、気づきようがない内容)、事業主も「泉さんは一切関係ありません」という申立書に署名押印をしたにも関わらず、僕も労働局に呼び出されています(苦笑)明日さっそく行ってきて、「僕は何も関係ありません」という署名押印をして、僕は処分なしで終わる予定です。こんなんで処分食らったら、社労士続けられないです。

事業主に対するペナルティは、おそらく【 3年から5年の期間、助成金の支給申請できない 】になると思います。かつ、労働局のホームページに事業主名が公表されるでしょう。まあ、明らかな改ざんなんでね。ひとこと相談してくれたらちゃんと助成金は出たのに。。。難しいですね。悪い方ではないし、助成金の要件も全部満たしてたのに、いらん事したなーという印象。もったいないです。僕にも何度も謝ってくれましたが、まあ後の祭りなのでね。

いずれにしても、年内には処分が決まればいいかなと。どうなるか分からない宙ぶらりんな状態って一番精神的にキツイですからね。正直、僕も気持ち悪いです。。。

で、タイトルの件ですが、当事務所では今後、助成金の支給申請をする際に、

【 原則として、すべての書類について、原本確認 】

をする事にしました。

兵庫のお客さんはもちろん、遠方のお客さんについてもです。
スポット契約、顧問契約も問いません。原本確認しますよ、って言ったら、誰も不正しようなんて気が起こらんでしょう(笑)

「不正しちゃダメですよ!」とは普段から言っていますが、言うだけではやっぱり弱い。
よって、不正をさせない仕組み(不正をする気が失せる仕組み)を作る事にしました。

今までは押印書類だけ郵送でやり取りしていましたので、それにタイムカード、賃金台帳、健康診断結果票なんかを入れていただくだけなので、お客さんの手間は大して変わらないです。

僕がコピーを取る手間が増えるだけ(笑)
今後、手間が増えた分、成功報酬を少しだけ増額させるかもしれないですね。それは実際に動いてみないと分からないですが。

という事で、助成金に興味があるアナタも、ぜひ一度考えてみてください。

一瞬の出来心が、取り返しのつかない事態になる、という事を。
助成金を受けたいのであれば、常に誠実にいてください。

忙しくて何かが出来ない、間に合わないなんて時は、勝手な判断をせずに社労士や労働局に相談してください。

では!

 

 


 

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