夏以来、すっかり更新頻度が落ちているこのブログですが、見事に閲覧数が減っております(笑)まあ、見られていない気楽さも悪くないですが、一応「生きているブログ」を公言していますので、これからは更新頻度をもうちょっと増やす予定です(^^)
で、タイトルにあるとおり、ものづくり補助金(2015年2次公募)の採択結果が出ました。今回はサービス業を2件応募(1件は初応募、1件は1次公募でダメだったので再チャレンジ)して、1件採択、1件は不採択でした。1勝1敗的な。過去2年の累計でいくと、8勝1敗(9件中8件採択)という感じです。
で、今回の結果を受けて、僕なりの気づきを書いていきます。100万円を超える設備投資をしない事業者には関係ない話かもしれませんが、ものづくり補助金を検討していたり、不採択経験のある企業の方はヒントにしてください。
ひとことで言うと「やっぱり審査基準がよ~分からんな~」という感じです。今回、不採択だったほうの事業は、事業(簡単にいうと「受発注システムを導入して圧倒的な効率化をはかる」事業)もちゃんと効果が見込めて、テクニック的にも過去最高の出来だと思っていました。会社の方にも、すごく細かいデータを提供していただきました。現状分析、未来予測も、かなり詳細に出していました。ストーリー、見た目も良く、でも結果はダメ。
兵庫県は審査員が4人いるのですが、ダメだった理由は、全員「実現可能性が低そう」という事でした。4人とも事業自体の評価は高かったのですが、全員が「このシステムが普及するか微妙・・・」というリアクション。これについてはちょっと後悔というか、「うーん(´・ω・`)」という感じでした。
というのも、事業計画の中にあえて「懸念材料」として「普及率が心配」と書いたのです。もしかしたらですが、審査員はそこに引っ張られたのではないかと僕は思います。ただ、懸念材料を払拭する具体的アイデアも盛り込んでいたのですが、「普及率が心配」というワードが審査員の頭に残ってしまって、最後まで払拭されなかった気がします。
ということは、、、、
「都合の良い事ばっかり書いたほうが印象が良い」
のではないか?というのが、現時点での思い。いや、分からないですけどね。他の企業の事業計画を全部見たわけじゃないので。でも審査員4人中4人が同じ問題を指摘するって、普通は無いので、そんな気がします。もちろん企業と打ち合わせを何度もして、「あえて不安材料も書きますね?」「はい」と承諾を得ていたとはいえ、やはり結果が出なかったことに対して申し訳なく思います。納得いかね~(´・ω・`)
もう1つ、春に提出して不採択だったところの再チャレンジして採択された話。これ、ぶっちゃけ、あんまり自信ありませんでした(笑)たぶんダメだろうなと思っていました。なぜなら、事業自体が「弱かった」から。革新的でもないし、面白みもない。極端な言い方をすると「特定の設備を大型化するだけ」でしたから(笑)でも採択された。もちろんそれだけじゃないんですけどね。うーん。。。良かったけど、腑に落ちない・・・。
前回から何が変わったかというと、ほとんど変わっていません。やろうとする事業自体は同じなので、あとは「書き方」ですよね。具体的ノウハウは割愛しますが、テクニック的にいくつか得点が稼げる部分を足したのと、「審査員が審査しやすい工夫」をしました。これも大事ですね。前回との違いはそれくらい。あとは審査員も変わっているので、見方も変わりますもんね。仮に前回とまったく同じ事業計画書を出していても採択されていたかもしれません(´・ω・`)
自信があったほうが不採択となり、自信がなかったほうが採択。。。とても不思議な秋でした。来週は今取り組んでいる助成金の話をしようかな。
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