助成金の申請は「初回のみスポット契約OK」です。

2019年9月5日

「お客様に最高のサポートをさせていただく」

という想いがありながら、スポット契約ではそれが困難である事を、ここ1年で強烈に感じております。

たとえ助成金の申請業務だけでも、スポット契約だと下記のような問題が生じる事が分かりました。

☑ 特に理由なく、助成金対象者の基本給を知らない間に下げていた。
(基本給を下げるとダメという助成金も多々あります)

☑ 正社員転換のタイミングを勝手に早めていた。
(タイミングが1日早いだけで57万円の助成金がゼロになる事があります)

☑ 事前の相談なく、給与の締日が変えられていた。
(たった1つの変更で助成金が受けられなくなる可能性が十分にあります)

☑ 知らない間に会社都合の退職者を出していた
(事前に知らせてもらえれば対処できたかもしれないのに、もう手遅れです)

☑ 申請に必要な資料を送ってくれない
(これも顧問契約であれば基本的に起こりません。スポット(毎月の料金が発生しない)だから、別にいいやと思われるのだと思います・・・)

このような事が起こったら僕も困りますが、何より困るのはお客さんです
受けられる予定だった助成金が受けられなくなる確率が上がるからです。
実際に、受給できなくなった事も多々あります。

さらに原因の内容によっては(お客様の故意や重大な過失)、
当社が動いた事に対する費用(数万円)を頂戴する事もあります。
過去に1、2件ありました。
それについては「コンサル契約書」にもしっかり書いてありますし、
必ず事前に承諾していただいています。

以前は僕も「助成金をやるのに、顧問契約なんていらない」とか「顧問契約なんて、安定した収入がほしいだけだろ」と思っていました。社労士の皆さん、ゴメンナサイ・・・(苦笑)。

でもね、よほどの理由がなければ、絶対的に顧問契約のほうが良い。というか、顧問契約とスポット契約だと、間違いなく顧問契約のほうが助成金の受給金額も増やせます。これは断言します。

また、顧問契約をしていただければ、たいていの場合、労務上の問題点が解決しますし、従業のモチベーションアップにもつながります。「ただ単に助成金を数十万もらって終わり」は、長期的に見たらめちゃくちゃもったいないです。

ただ、当社の顧問契約では、他社のような分かりやすい料金表(従業員数●名で●●万円みたいな)が今のところありません。
それは従業員数や店舗数、会社規模、お客様が当社に希望する事で全く異なる【 オーダーメイド顧問 】だからです。料金表を作るのは難しいのですが、「料金の目安」はアップしていますので、下のボタンをクリックしてください。

今後もスポット契約は残りますが、それはあくまで初回のみとさせていただきます。「スポット契約は初回のみ」です、ぜひ覚えてください。

たとえば、初回のスポット契約で、キャリアアップ助成金(正社員化コース)の申請を3名やる事になったとします。それが終わって、「じゃあ4人目もお願いできますか?」とか、「他の助成金も使えるものはありませんか?」と聞かれても、「それは顧問契約を結んでください」という事です。

初回のスポットはあくまで【 お試し期間 】とお考えください。

・いずみ社労士・助成金事務所が、どのように仕事を進めてくれるのか?
・問題点があった場合、どのように指摘し、改善策を提案してくれるのか?
・コミュニケーションは円滑にできるか?
・助成金以外の知識もしっかりしているか?

それを、ぜひアナタの目で、スポット契約の間に見極めてください。

ちなみに、顧問契約にも種類がいくつかあって、やる内容と料金が違います。完全丸投げの高額なものから、助成金サポートだけの低額のものも用意してあります。

助成金顧問(助成金サポートのみ)ですが、下記のような内容を予定しています。

・月に1回、進捗状況をレポート形式でお送りします(Excel等の記録が残る形で
・毎月、給与明細、タイムカードのチェック(およびアドバイス
・新入社員の労働条件、雇用の経緯、雇用契約書などの確認(およびアドバイス
・退職社員の退職届、離職票の確認(辞め方、タイミングも助成金に影響します
・最適な助成金の提案(年に何度か新しい助成金が出ます
・支給申請期限の管理
・必要に応じて訪問面談(別途費用かかりますが、お会いしたほうが安心なお客様だけ)

「顧問契約を締結だけして、ほとんど何もしない」なんて事はありません。何度も言いますが、顧問契約は当社のためではなく、御社のためです。

 

正直、スポットだけでもそれなりに稼げる自信はありますし、顧問契約のほうが当社の責任がかなり重いです。業務量も増えますので、割がいいかというと、そんな事はありません。当社だけの利益を考えたらスポットだけでやったほうがいいかもしれませんが、おそらくそれだと、お客様と「お金だけの関係」になって、やりがいを感じられず、僕は社労士を辞めてしまうと思います(実際、そうなりかけていました・・・)。

顧問契約を結んでいただく事で、御社は下記のようなメリットを受ける事ができます。

☑ 自社の進捗情報を毎月確認する事で、「自社で何をやって、助成金をもらっているのか」スタッフにちゃんと説明できるようになります(なぜ助成金をもらっているのか、何をやっているのか、理解できていると、従業員の信頼につながります

☑ 労務環境に問題があっても、アドバイスをもらいながら徐々に改善できます(後で気づいても、さかのぼって修正、改善は出来ません

☑ 働き方改革に対応したアドバイスが受けられます(以前に比べて、より「労働法の遵守しないと助成金が受けられない」状況になりました。ので、きちんと助成金を受けられるよう、アドバイスをさせていただきます

☑ 御社で使えそうな助成金を泉が厳選してお伝えできるので、多くの助成金を獲得できる可能性が上がります(スポット契約だと御社の姿が明確に見えてきませんので、「何か使えるものありますか?」と聞かれても、提案しづらいです・・・

☑ 進捗状況を毎月共有できるため、支給申請期限を過ぎるという事が起こりません(助成金の不支給原因ナンバーワンは「支給申請期限を過ぎた事」です

 

低額の助成金顧問を継続していただくのもアリですし、途中から「労務の手続きもお願いします」とか「労務相談も顧問契約に追加してほしい」というのもアリです。

「顧問契約を2年以内に解約したら違約金が発生します」なんて、携帯会社みたいな縛りもありません。そんなビジネスモデルは取りたくありません。当社の顧問契約に不満を感じたら、すぐに解約してもらって結構です。

 

また、「ウチは従業員1名だし、顧問契約するお金の余裕がありません・・・・」というお客様については、例外的に2回目以降もスポット契約を可能な場合があり。従業員1名の場合で、かつ本当に資金がなく、当社が認定した場合に限ります。当然、決算書の内容や、状況を詳しくヒアリングしたうえでの決定になりますので、基本的には【 2回目以降は顧問契約のみ 】とお考えください。

 

・・・という事で、これまで以上にお客様への貢献をさせていただくため、いずみ社労士・助成金事務所は、

・初回はスポット契約が可能(当然、初回から顧問契約も可能
・2回目以降は顧問契約のみ

というご認識でご理解ください。

あ、そうそう。ものづくり補助金とか、人事評価制度の作成とか、スポットで普通に依頼できるものもありますので、詳しくは【 取扱業務 】のページをご覧ください。

 

 

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C&Pいずみ社会保険労務士法人
代表社員/社会保険労務士/行政書士 泉正道
兵庫県姫路市北条宮の町287-6 ANGELO北条703号

 

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