今朝、NHKのニュースをたまたま見ていて、すごく腹がたった話をします。ニュースの内容は、
「再雇用の助成金 5,000億円が不正」
というもの。僕も途中で気づいたので、
・再雇用の助成金(再就職手当とか?)について不正があった
・それを会計検査院が見つけて、各都道府県の労働局に指摘した
分かったのはこれだけ。再雇用系の助成金なので、受給したのは会社ではなく本人(労働者)だと思うのですが、それも未確認。返金を求めているのかどうかも分からない(たぶん、不正とわかったんだから返金を求めるはずですが)
で、僕が何に怒っているかって、「労働局の審査が甘い事」です。不正はダメ、そんな事は当たり前です。
じゃあ労働局の審査が甘い事によって何が生じているのか?って、こういう事です!
↓ ↓
再雇用された人(労働者)「助成金の要件を満たしているかもしれないので、助成金ください」
労働局「審査した結果、要件満たしていたんで●●万円振り込みますね」
~ その2年後 ~
会計検査院「労働局さん、悪いけどオタクが前に支給したこの助成金は不正ですわ。だから本人から助成金返してもらいますね」
労働局「はい、それでお願いします」
会計検査院「次からはもうちょっと厳しく審査してね」
労働局「すみませんでした」
・・・って、おかしいでしょコレ!!!(笑)
労働局審査の時点で気づけよ!もっと添付資料増やすとか、本人から電話でヒアリングするとか、不正防止策はいくらでもあるやろ!
ていうか、労働局の審査が甘くて不正に気づかんかったんなら、労働局が本人にかわって返金しろよ!
ちなみに、労働局の職員さんは悪くありません、忙しいなか頑張ってくれていますし。審査のルールを作っているエライさんとか、もっと言うとおおもとの厚生労働省が悪い。
どうせ「人手不足だから審査に時間がかけられない」って言うんだろうけど、結局、あとで会計検査院の調査とか返金処理とか、かかる時間は同じやからね。まじ腹立つ。前にも言ったけど、交通違反のネズミ取りと一緒。違反するのをいったん見逃しておいて「はい、一旦停止しなかったねー。罰金払ってねー」ってのと全く同じ。最初から一旦停止をうながせって!
それに「不正」って言うけど、「もらえるかどうか分からずにとりあえず申請したら助成金もらえた」ってケースも絶対あるはずやしね。それを不正と一括りにするのも可哀想やし。そんな人らが、いったんもらった後からお金を返せって言われて、どれだけショックかわかりますか?精神的ショックだけならまだしも、数十万円を返すって、生活にかかわるからね?
…で、ここで怒るだけだと意味がないので、これを兵庫社労士会に意見させてもらいます。労働局の助成金審査をもっと厳しくしてくれと。
対象者本人の連絡先書かせて、電話とか書面で「提出書類にウソはありません。ウソがあったら返金します」って書かせたら不正なんてある程度減るから。
あー、腹立つ。。。
でもこんな記事書いてたら、僕はきっと労働局から嫌われるんでしょうね(笑)もしかしたら、僕が申請代行した助成金の審査は厳しくなるかも(笑)
……なんてずっと思っていて、実はこれまでも何度も書いては消し、書いては消しの連続でしたが、今日の記事は残します。
では、まずは兵庫社労士会にメール送ります。
さようなら(また次回)。
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