採用定着士・社労士の泉です!
本日配信YouTube
従業員の退職問題。突然、従業員が出社しなくなった。どうする?
< 本題まとめ >
【トラブル1:突然来なくなる】
・連絡が取れなくなる人に期待しても意味がないし、時間をかけるのはもったいない。
・感情面は置いて、「影響(辞めて、どういう問題があるのか?)」を書き出す。
・現場の社員にも影響聞く。まずは現状分析。
・さらに大事なのは「どうしてそうなったのか?」の原因追求。
・逃げた人を責めるではなく、自責思考。
・誰かのせいにしている限り、事態は変わらない
【トラブル2:制服やPCを返さない】
・貸しているものが高額とか、情報漏洩リスクがあるなら、ご家族に連絡したり、ご自宅に行くのもアリ。
・労働基準法的に微妙だが、実務的には「返却しないと最後の賃金は支払いません」とする会社も多い。
【トラブル3:退職時誓約書にサインをしない】
・抑止力という意味では、退職時誓約書は有効
・ただ、誓約書にサインさせていなくても、就業規則に記載があり、それを周知していれば法的に効力はある
・誓約書を取るなら、入社時がベスト
【トラブル4:誹謗中傷をする】
・匿名のケースも多い
・弁護士、警察を通じて開示請求
・ただし、訴えるのは時間とお金がかかる
・被害の大きさと、訴えることの手間を比較検討
●4つのトラブルが起こらない会社にする事が重要。
・辞める時も「ありがとう」と伝える
・どれだけ問題社員でも「今後の成功を祈ります」と伝える
・罰則、懲戒ではなく、そういう気持ちにさせない事
●「そういう気持ちにさせてしまう企業(良くない企業)」とは?
・労働法を守らない(残業代の未払、給与の遅延)
・ハラスメント、イジメが横行、それを会社が放置
・従業員の意見を聞かない
・従業員への感謝(言動)が無い
●まとめ
①抑止はできるが、完全に防ぐことは不可能
②原因の追求(自責思考)
③問題が大きな時は警察、弁護士に相談
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