Q 給与の支払日は変えず、給与「締日」の変更を考えています。
変更にあたって、何に注意をするべきでしょうか?
A 次のことに注意をして、従業員に配慮しながら進めてください。
①事前に説明し、従業員の同意を得る。
②事前説明から変更するまで、日数に余裕をもたせる(3ヶ月以上空けるのが理想)。
③締日変更により給与が減少する事がほとんどなので、そのタイミングを「賞与支払月」に合わせる。
①ですが、同意がないと絶対に変更できないというわけではありませんが、職員の生活への配慮を考えて、事前に同意を得るのがベターです。
さらに、「末締め ➡ 15日締めに変更」など、極端な変更の場合は全員の同意が必要だと考えてください。
また、締日を変更すると、最初の月は日割り計算する事が普通です(給与の基礎日数が少なくなるため)ので、従業員の生活に影響が出ます(ローンやクレジットカードの支払いとか)。
そこで③の方法を使って、従業員の負担を軽減するのが良いでしょう。これなら同意も得られやすいです。
なお、雇用契約書の改定が必要ですし、就業規則を作成している場合は就業規則の変更も必要になります。
仕事のご依頼、見積請求、その他お問い合わせは、下記「チャットワーク」からお願いいたします!
※チャットワークが難しい場合は、通常の問い合わせフォーム(Googleアンケート)か、お電話でお問い合わせください。
月1~3回程度のチャットワークメルマガ(月2回音声と、不定期テキスト)を受け取りたい方は、下記をクリックして承認申請をお願いします(チャットワークアカウントが無い場合は、まずはアカウント作成をどうぞ)。
C&Pいずみ社会保険労務士法人
代表社員/社会保険労務士/行政書士 泉正道
兵庫県姫路市北条宮の町287-6 ANGELO北条703号
歯科医院の経営者様は、新サイト「デンタルHRラボ」もご覧ください。
↓ ↓