中小企業の管理職 パワハラに認定されやすい言動と改善案

2024年11月19日

< 本題まとめ >
●まず、やってはいけない事
・過度な叱責や罵倒を繰り返す
・業務とは無関係な私的な用事を強要する
・長時間の残業や休日出勤を強制する
・無視や孤立をさせる
・過大または過小な業務を与える
・身体的な暴力や威嚇的な行動を取る
・プライベートに過度に干渉する
・差別的な発言や行動をする
・評価や昇進を不当に妨げる
・脅迫や威圧的な態度を取る

●そのうえで、パワハラに認定されやすいセリフと改善案

「こんな簡単なこともできないの?」
「やる気がないなら辞めていいよ」補足:解雇ととられる可能性あり。
「お前の代わりはいくらでもいる」
「残業は当たり前だろ」
「休みたいなんて甘えるな」
「新人は黙って仕事をしろよ」
「結婚・出産なんて仕事を舐めているのか」
「売上が上がらない責任についてどう思う?」
「プライベートより仕事を優先しろ」
「そんなことも知らないの?」
「年齢の割に能力が低いね」
「上司に逆らうつもりか」
「休日出勤は当然だ」
「他の社員はもっと頑張っているぞ」
「無駄口を叩く暇があるなら仕事しろ」
「女のくせに(男のくせに)できないの?」
「家庭の事情なんて関係ない」
「ミスをするなんて社会人失格だ」
「自分で考えて動け、いちいち聞くな」
「ミスをするなんて恥を知れ」

●ハラスメント撲滅に向けて重要なことは?
・全体で学ぶことが重要
・何かあった時に、どういう通報が可能か?を明確にする
・従業員に周知しないと無意味
・「パワハラの本読んどいて」「研修受けといて」では何も変わらない

・経営者が「絶対にハラスメントをなくす、起こさせない」と決める事が一番重要

今日の話は以上です。

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