「法律を守らないと、会社はどういう損失を受けるのか?」

2023年4月20日

 

おはようございます!
社労士の泉です。

 

本日配信YouTube
【法律を守らないと、会社はどういう損失を受けるのか?】

 

< 本題 文字起こし >
・「労基法」という言葉、聞いたことがありますか?
・「労働基準法」の略称で、従業員を雇う上で守るべき法律
・例えば、働く時間や休憩の取り方、賃金など

他にも、労働契約法、男女雇用機会均等法、パワハラ防止法、育児介護休業法など、会社と従業員の間にはたくさんの法律がある。

もし、これら法律を守らなかった場合、様々な問題が起こる。

・従業員が過労で病気になる
・従業員が定着しない(優秀な人ほど辞めていく)
・定着しないから、採用に時間とお金がかかる
・SNSで悪評を書かれる
・罰則が科せられる
・不正を公表されたり、企業イメージが悪くなる

会社の売上、経営者のメンタル、資金繰りも、すべて安定しない

法律を全て覚える必要は無いが、「本来やるべき事に対して、自社で出来ていない事は何か?」を把握する事が大切。

具体的には、

・最低賃金以上の賃金を支払っていますか?
・求人で書いていた内容と、同じ条件で雇っていますか?
・残業時間は1分単位でカウントしてますか?
・移動時間も労働時間としてカウントしていますか?
・雇用契約書を作成して、渡していますか?
・有給休暇をちゃんと消化させていますか?
・パートさんに有休を与えていますか?
・「月給制」と言いながら、実は「日給制」で給与計算していませんか?
・従業員の声、意見をちゃんと聞いてあげていますか?
・役所への届出をちゃんとしていますか?
・雇用保険や社会保険に、ちゃんと加入させていますか?

などの事。

・今後、選ばれるのは「最低限の法律を守りながら、自社の特色を出していく」企業。
・そもそも、法律を全然守っていない(守る気もない)企業は、求職者にとって、選択肢にも入らない。

 

今日の話は以上です。

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